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ヒマラヤスギの松ぼっくり
 新宿御苑の名木のひとつヒマラヤスギ。御苑内の随所で巨木をみることができます。我々はヒマラヤシーダと呼んでいます。御苑内には、ヒマラヤシーダの仲間のレバノンシーダ(レバノンスギ)、アトラスシーダ、銀葉シーダの巨木もあります。
 スギの松ぼっくり、なんてへんですね。実は、ヒマラヤスギはマツ科に属しており、スギではなくマツの仲間です。ですから、松ぼっくりでよいのです。
 ヒマラヤスギの松ぼっくりは、全長15センチぐらいの大きなものです。ところが松ぼっくりが完全に熟すと、樹上でばらばらになって果鱗(かりん、松ぼっくりのうろこ状の部分)が種子といっしょに飛び散ってしまいます。ヒマラヤスギの根元には、たくさんの果鱗や種子が散らばっているのをみることができます。
 よくみると、そのなかに美しい茶色いバラの花がたくさん咲いています。松ぼっくりのてっぺんの果鱗はまとまって落ちてくるので、それがちょうどバラの花が咲いたような形をしているのです。花の中心は水あめのような、透明の樹脂が分泌しています。
 クリスマス・リースの中心にこれを設えると、リースがぐっと引き立つようになります。金や銀のスプレーで着色してから使っている人もいるようです。

ヒマラヤスギの葉
ヒマラヤスギの葉
ヒマラヤスギの雄花
ヒマラヤスギの雄花
 
ヒマラヤスギの種子
ヒマラヤスギの種子
ヒマラヤスギの果鱗と種子
ヒマラヤスギの果鱗と種子
 
ヒマラヤスギの根元に散らばる果鱗
ヒマラヤスギの根元に散らばる果鱗
ヒマラヤスギのバラの花
ヒマラヤスギのバラの花


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更新年月日2002年1月12日

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